”筋トレ” の定義と目的

”筋トレ”とは、「筋肉に負荷をかけて鍛えることにより、筋肉を太くすること。または、それにともない筋出力(筋力)を向上させることを目的としたトレーニング方法」です。

筋トレにおける負荷のかけはさまざまであり、一般的なバーベルやダンベルを使う方法のほかに、

自体重やチューブ、トレーニングマシンを使った方法なども含まれます。

筋トレはランニング、ウォーキングといった有酸素運動やストレッチと並行して広く行われており、

目的、方法等多岐にわたります。

筋肉の質に男女差、年齢差はない

筋トレによって得られる主要な効果といえば、「筋肉が太くなること(筋肥大)」および「筋出力の向上(筋力アップ)」が主な目的となります。これら二つの効果は密接に関わっており、それぞれが連動して起こります。

筋出力の向上は筋肥大がベースとなってもたらされるため、どちらかの効果が単独で表れるということは、原則的にありません。

筋力は筋肉の太さ(断面積)に比例するのです。

もともと筋肉は、速筋・遅筋といった筋線維のタイプを除けば、男女差や年齢差はなく、

老若男女問わずほぼ同じ分子構造で形成されており、質の違いなどはありません。

筋肉が発揮できる力の大きさは、筋線維の太さに依存することになります。

「筋肉は太いけど筋力が弱い」あるいは「腕は細いけど腕力は強い」といったケースは基本的にありえません。

女性や高齢者の筋力が弱いのは、筋肉が細いことが根本的な理由なのです。

筋肉の筋力は原則的に大きさで決まる

筋肉の強さ・速さといった人間の動力エンジンとしての能力は、原則として、その「大きさ」によって決まります。

したがって、筋トレの動機や目的が、筋力アップであったとしても、実際実際のトレーニングは筋肥大を狙って行うことになります。

筋トレによって得ることのできる「筋肥大」と「筋力アップ」という二つの効果は、基本的にワンセットとして考えると良いでしょう。

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